*ちなみに、この話は1997年の夏前の頃の話である・・・ ぼくが海に入るきっかけは、仕事先のお得意さんに勧められての事だった。
今こんな事を言っても誰も信じてくれないかもしれないが、海に興味はなかったし、ましてや魚なんてぜんぜんアウトオブ眼中!って感じ。
ホントはしぶしぶ体験ダイビングに行ったんです。(←この文を読んで当のお客さんから後で「ふぅ〜〜ん、いやいやだったんだぁ〜〜〜」と、ちょっと怒られた事がありました(笑)もちろん相手も冗談で言ってたんですけど)
会社の若い奴等を連れて6人ぐらいで行ったのかな、海洋公園へ8月の初旬に。水に入るのもとにかく何年かぶりぐらいでましてやダイビングなんてお金持ちのお遊びぐらいにしか思ってなかった。ホントに海に興味が無かったんです。別に海に入らなくても困らないし、ましてや生物なんてまったく興味なく・・・(苦笑)
僕は、学生自分からアイスホッケーやってて、結構激しい系のスポーツをやってるんでダイビングなんてって思ってたんです。この時期もまだ社会人リーグで現役でアイスホッケーをやってたんです。それに休みの日はゴルフ三昧の日々・・・、ダイビングなんて入り込む余地はまったく無かったんです。
今だからばらしますが(笑)、営業で行ったんです。 マジで、会社の社長に事情を説明して・・・ そしたら社長が、研修費の名目で領収書をもらって来いと・・・ まさに仕事で行ったんです(笑) 行きたくない僕に、社長が「タマにはお客さんとのお付き合いも必要よ〜〜〜!」なんてね、、、 会社の若い奴らには、申し訳なかったんですが(苦笑)僕だけは会社のお金で潜ったんです。 スイマセン、皆さん<m(__)m> 当日は、みんなと東海道線で時間を合わせて待ち合わせ! それぞれの時間に、なんとなくみんな電車に乗ってきて集合完了! みんなでワクワクしながら、おしゃべりも弾んでいた気がします。 城ヶ崎海岸の駅に着くと、なんか駅がちょっとトロピカルチック(笑) それに沢山のダイバーと思われる人が沢山降りてきます。 改札を抜けると、やたら日焼けして(笑)やたら笑ってお店の名前を書いたプレートを持った人が何人もいました。「こんな感じの人が迎えに着てるんだな」と、思いながら見回してもそれらしい人はいません。 おかしいナァ〜〜などと思いながら、駅から出て待ってると、事前に聞いていたお店の名前が書いてあるワンボックスが止まってました。 「おおぉぉ〜〜!これだこれだ!」などと、走り寄ると中にはすでに別のお客さんらしき女性が乗ってたりして。 「これって、ダイブドリームさんの車ですか?」と、中に居た女性に聞くと、そうだとの返事。 お店の人は、どうやら行き違いで改札へ行ってる様。 ちょっとすると、お店の人が戻ってきて一件落着!やっぱり、やたら日焼けして、やたら愛想がいい人が迎えに来てくれていた。後で聞いたらオーナーの森田氏だったようだ。 我々も車に乗せてもらい、一路お店に向った。 お店に着くと、やはりやたら愛想のいいスタッフが我々を迎えてくれた(笑) これだけ愛想振りまかれちゃうと、海の近くって事もあって気分もなかなか高揚してくる(笑) 申込書を書き、ブリーフィングと呼ばれる事前のレクチャーが始まった。 最初は、プールで器材の取り扱いを練習してから、ランチをとって午後から海に潜るらしい。 海は興味は無いとか言いつつも、やはりこうなれば楽しくなってくる(ずいぶん都合のいい奴だが・・・) まぁそれでもレンタルの器材合わせをしてウエットを借りて、いざIOP(伊豆海洋公園)へ向った!
早速、水着に着替えて、ウエットスーツを着る。 もともと太ってるから、キツイキツイ(苦笑) 切る時に、ウエットを引っ張る摩擦熱で、指先が火傷したほどだ(笑) まぁ、プールの中で着れば良かったのだが、そんなことしなかった報いでもある(泣) ウエットを着ると、みんなでプールに入り、プカプカと水面に浮いたりしてウエットスーツに慣れる練習が始まったのだ。ウエットスーツを着てるときの水中でのバランスの取り方や立ち方なんかを教えてもらう。 プールサイドで軽器材(マスク・フィン・シュノーケル)の取り扱いとか、ウエイトの付け方を教わり、その後プールに入ってシュノーケルクリアとか、フィンキックの練習して、バチャバチャと泳ぎまくる(笑) 一通り慣れたところで、午前中のカリキュラムは終了! プールサイドで、みんなでお弁当を食べたりなんかする訳です。 案外、こんな休日の過ごし方もいいなぁ、、、などと、ちょっと思ったりするのもこの時間(笑) 小一時間も休憩をとると、 いよいよ海での体験ダイビングである!
器材を背負って、エントリーポイントまで歩く。 案外、こうゆう時にそれっぽくて(笑)その気になっちゃうのかナァなどと自分を分析しつつ、 送り出しの入り江と呼ばれる比較的波の少ない穏やかな場所へ行くとの事。 でも、この送り出しの入り江なる場所が、なかなか強敵で(笑)結構歩くのである。 ちょっとアップダウンも厳しかったり、足元が危うい感じの場所を重い器材を背負って歩くのは、普段なまった生活をしてる者にはきつかった(笑) やっとの事で入り江に到着。 なんか結構、いい雰囲気の場所である。 まずは全員でシュノーケリングで練習・練習!
おやっ!
と思った。だって綺麗な蒼い魚が一杯いるんだもん!伊豆の海に!信じられない! 伊豆の海には、グレー系の渋い魚しか居ないと思ってた(笑)
そしていよいよ体験ダイビングが始まる!
器材を着けてガイドさんのBCをしっかり握るよう言われ、ちょっと必死に握り締めていよいよ潜行である! 「ブクブクブクブク〜〜〜〜!」自分が海の中に沈んでゆく・・・
自分の中で信じられない世界が目の前に広がっていく! 水の中で息をしている。 自分の頭上遥かに水面がある。(その時は水面が遥か彼方に見えたんだよ!) アンビリーバブルな世界の中に色とりどりの魚が泳いでいる。 蒼に黄色に赤っぽいのに!はぁー信じられない!
ガイドさんのBCを必死に握り締めながら、水中を進んでゆく。 多分、自分では泳いでいた気になってたんだろうが、今思えば引きずられてたんだろうナァ(笑) でも、初めての経験は楽しいものであった! いろいろな魚をガイドさんが指差し、見せてくれる。 最後にガイドさんがミナミハコフグの幼魚をやさしく手で覆い僕に見せてくれた。 「かわいい・・・」不覚にもいい大人がこんな事思っちゃったりしたのである(笑) でも、こんな体験が僕をダイバーにしてしまった原因であろう。 この時、ガイドしてくれた斎藤さんという女性のガイドさんが、後に僕をMになるのではないかというほど講習で痛めつけてくれる事になるとは、この時はまだ気付いては居なかった・・・(苦笑)
でも、海から上がった後も僕は海の中に入れた喜びに浸っていた。 こんなに楽しいものだとは、実は思いもしなかったのだ、、、
そして、体験ダイビングが終わり、お店に戻ってから飲んだビールがやたらウマく感じた・・・ この一杯が、僕の人生を狂わせたのかもしれない、、、 帰りの東海道線では、みんな心地良い疲れにぐっすりと眠りコケ、知らない間にみんな電車を下りていた(笑) この時は、再び東海道線に乗って城ヶ崎海岸へ向うとは思いもしなかったのだが・・・
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