1.ダイコンの見かたを知らなかった馬鹿な自分
僕の器材は、すべてダイビングを始めた時に全部揃えていたので、幸か不幸か(笑)ダイビングコンピューターも最初から持っていた。でも、持っていただけであって使い方はまったく知らなかった。もちろん購入時にお店の人は、懇切丁寧にきちんと使い方を教えてくれていた。でも、必要ないやと思って覚えてなかった。安全管理は、ガイドがしてくれるもんだって勘違いしてたから・・・
ダイビングを始めて30本を過ぎた頃だったと思う、いつものようにダイビングへ行き、その時は大瀬崎にショップのツアーで行った時だった。湾内を潜って上がってきたら、ダイコンが点滅している。なんの不思議もなく上がって、ガイドさんに言った言葉が「ねぇねぇ、このダイコン電池が切れたみたい。表示が点滅してるよ!」と、その時、その言葉を聞いてダイコンを覗き込んだガイドの表情がみるみる変わっていった。
「だっ、大丈夫ですか!確か、私より深くは潜ってないですよね!!!」
何を慌ててるのかすらわからなかった僕はキョトンとしていた。「痺れてないですよね、痛くないですよね!」問いただすガイドさん。「えぇ、全然平気ですよ。」あっけらかんと答える僕。
どうやら減圧停止を無視して上がってしまったらしく、ダイコンが24時間使用禁止モードになっていた。ただ、僕のダイコンは基準が厳しいものだったのでガイドさんのそれとは違っていたようでガイドさんのダイコンは一度もDECO STOPを出してはいなかったのだ。しかし、ダイビングを始めてそれなりに慣れてきて調子に乗ってた時だけに結構恥かしかった・・・
ダイコンの見方(使い方)も知らないで、飾りでつけてたの?みたいで・・・(事実その通りだったんだけど)
それからです。一生懸命、マニュアル読んで使い方覚えたの・・・&減圧症って何?って考え始めたのは・・・おかげで今は、どんなに深場に行ってもきちんとした減圧停止をして戻って来れるようになりました。良かったんだか悪かったんだか????
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2.エントリー&エキジット
当時、IOPで潜る事が多かった僕はエントリー&エキジットはかなりIOPに鍛えてもらいました。でも、最初は散々でした・・・昔のIOPのエキジット口についてたロープは飾りみたいなもんで、それを当てにするとトンでもない目に会いました。 すっ飛ばされて「コ〜〜〜〜〜ン!!!」なんて、タンクの音がエントリー場所に響き渡ってました(笑)波に巻かれて方向感覚がなくなって&上下感覚もなくなってどうなっちゃったんだろ?って感じで。かなり体にアザを作りました(笑)良く水を飲んでしまって、むせかえっていました。思いっきりシュノーケルで息を吸いこんでいたので波がかぶると「ゴックン!」なんてもんじゃないくらい飲みこんじゃって水面で死んじゃうかと思ったことも度々・・・ずいぶん勉強させてもらいました。 でも、エントリー以上にカメラを持ち始めてからはエキジットが難しいって事も知りました。なにせ片手がふさがってしまうし、波が強い時は、フィンを脱ぐ時にやられる(笑) できるだけ壁際のロープを使いたいので、エキジットとぶつからないようにタイミングを外したりするのをどの場所で待てばいいかなど、いろいろ学ばせてもらいました。 おまけにロクハン着てると転べないんだよね(笑)マジで・・・(-_-;) 見栄張ってるからかな(爆) でも、IOPは気を抜くとよくやられちゃうんですよね(笑) 最近は大島でジャイアントエントリーとはしごで上がる事に慣れちゃって、もうIOPや大瀬の外海なんか入れないだろうナァ・・・
3.減圧を消せずに上がってしまった・・・
調子に乗って大瀬崎の湾内で単独で潜った時の事です。ミジンベニハゼを撮りたくて-27mぐらいで粘ってました。3m3分ぐらいの減圧が出たところで戻り始めました。しかし、当時の僕はIOPがホームゲレンデだったもんでいつもは帰れば水深が上がっていくもんだと思ってましたって言うか、思い込んでたところがあるんです。ところが、湾内はダラダラと水深が上がっていくもんで水深コントロールができずにいました。だんだんと減圧が増えてゆくんです・・・
しかも、その日は透視度も悪く白濁りしていて、不安になってきてナビに自信がなくなってきた。透視度が悪かったもので自分が帰ってるのかどうかすら一瞬わからなくなってきた。その時一瞬「死」が頭をよぎりました。でも、コンパスを信じてタダタダ帰りの方向へ。やっとゴロタ岩が見えてきて「助かった〜〜〜〜!」って思ったのもつかの間。減圧がまだ3m6分ぐらい残ってる・・・・ おまけにエアがもう30もない・・・・ マタマタ「死」が頭によぎる・・・ 水面はわずか頭上に見えている。上がっちゃおうかなァ・・・・ いや、ギリギリまで減圧停止をしなければ・・・・
3m3分になった当たりでエアが切れた。ゆっくりと水面へ浮上して行く。体は大丈夫かな?凄く心配になる・・・慌てて上がってタンクを付け替えて再度-5mへ行き再度、減圧停止というかいわゆる「フカシ」・・・40分ぐらい-3mでじっとしてたでしょうか。帰り道の峠道が怖い怖い・・・何時痺れてくるのか・・・いかに自分の無知さ加減を身に染みて思い知ったか・・・いい気になって単独で潜り、対して地形を覚えずに入り海に対して舐めた行動がきっちりとお返しされた・・・自然を舐めると命を落とすってのはホントなんだなぁって実感した日だった。 まぁ、幸い僕が使っていたダイコンは設定が厳しいと言われているタイプだった事と、減圧停止が3分程度であった事もわずかながら幸いしていたかもしれない。
こういった自分のバカさ加減を直す為にダイブマスターにならねばとちょっとだけ思ったのでした。
4.ナビがわからない・・・
IOPに良く潜り始めた頃、まだナビには全然自信がなかったのだが一緒に潜る仲間からナビをやれと言われてやってみた。2の根まで行ってみようって事になって泳ぎながら向かった。しかし、2の根にぶつかってみたが透明度が悪く自分が思ってる方向は全然違う方向である事に気がついた。一瞬パニックに陥った。透明度が悪いので自分がどこにいるかすらわからない。コンパスを見ても自信がないもんだから、不安は募る一方・・・仕方がないので一度、自分だけ浮上して位置確認。これでやっと落ちつけた。
透明度が悪いのに自信もない事をやってしまう無鉄砲さが怖かった。これもダイブマスターを取得しようって思ったきっかけの一つですねェ。でも、こういった経験が自分のスキルを上げてゆくのも事実ですよね。コンパスワークはこれ以降格段に覚えてると思うし・・・(笑)
5.ダイビング後の高所移動・・・
IOPで潜った後、何をトチ狂ったのか箱根越えをしてしまった。その日は運良く、さほど激しいダイビングをしていなかったのが幸いしたのか減圧症は発症しなかった。でも、高度計付きの時計で測りながら運転中に1000mを越えた時は生きた心地がしなかった・・・で、車の中にあったブリックパックのコーヒー牛乳がイキナリ溢れ出した時、その気持ちは最大に達してしまった。僕の体の中もこんなにシュワシュワしてるんだろうなァと・・・今でもなんであんな事したのかわからない・・・(笑)